大相撲の歴史と未来

大相撲の歴史 子供の存在

大相撲の長い歴史を振り返る場合には、子供の存在も無視することができません。江戸時代の後期には、出羽国で生まれた大童山が満6歳の若さで初土俵を踏んでいます。大童山は幼少時から怪童と称されており、現代人もびっくりするほどに大きな巨体を有する力士だったのです。江戸時代の大相撲では、大童山は実力派とは言えない存在でしたが、人気力士の一人として頭角を現すことになります。土俵入りは特に人気があり、江戸時代には浮世絵の題材になったことも有名です。

子供大相撲

近代化以降になると、子供が大相撲の土俵で大人と対戦するようなことはなくなりました。その代わりに、わんぱく相撲が各地で行われるようになり、スポーツとしても楽しまれるようになったのです。65代横綱の貴乃花は、わんぱく相撲の経験者としても有名です。大相撲の親方衆は、わんぱく相撲で活躍する子供たちの情報を入手して、将来の逸材としてスカウトすることは、近年になっても盛んに行われています。