大相撲の歴史と未来

大相撲の歴史 歴代外国人力士

ルール化され近代化していった大相撲は、300年を越す歴史があります。かなり長いあいだ、日本人だけの力士でその歴史は作られてきました。その中である外国人力士が話題になりました。「高見山」です。アメリカ合衆国出身の力士が初めて十両に昇進し、関脇まで到達しました。その後、小錦が大関、曙が横綱まで上り詰めました。武蔵丸もこれに続きアメリカ勢の力士の隆盛がありました。

その中でもとりわけ人気があったのが高見山です。大柄でありながら愛嬌のある表情で、またインタビューでの受け答えもそうでした。テレビコマーシャルにもよく出演し、大相撲人気をも高めました。

その後2000年代に入ると、モンゴル勢の台頭があり、朝青龍、白鵬が横綱、続いて日馬冨士、鶴竜も最高位になりました。その間には、琴欧州(ブルガリア)、把瑠都(エストニア)などのヨーロッパ勢も幕内上位に台頭、活躍したことは記憶にあたらしいですね。

現在の外国人力士の出身地としては、アメリカ合衆国、中国、アルゼンチン、台湾、イギリス、トンガ、エジプト、パラグアイ、エストニア、ハンガリー、カザフスタン、フィリピン、カナダ、ブラジル、モンゴル、ロシアなどがあって、世界中から力士が集まっています。

外国人力士