大相撲の歴史と未来

力士たちの怪我が増えている背景

大相撲では様々な力士たちが活躍していますが、怪我による休場が増えていることから徐々に盛り上がりに欠けてきているとファンの間でも心配されています。

体をぶつけあう相撲だからこそ多少の怪我を伴うことは仕方ないとされているものの、2017年以降の大相撲は2004年以降からデータを観てみるとかなりの数の力士が怪我による負傷や休場を余儀なくされているようです。

四股

大相撲での怪我人や休場者が増えている背景には、地方巡業の増加が関係しているのではないかと言われています。
本来地方巡業は本場所とは別の枠で取られているファンサービスの一環であり、国内だけではなく海外でも開催されています。

そんな地方巡業では本場所では禁じ手とされているパフォーマンスを観ることができるなど、普段とは違った大相撲の魅力を堪能できるところがメリットです。ただその地方巡業は利益を確保できるメリットとは裏腹に、力士たちに大きな負担や怪我のリスクを負わせていると言われています。
しかも地方巡業が増えたことでハードスケジュールをこなさなければいけなくなり、体を休める時間や本来するべき稽古の時間を削ってしまうことに繋がっているのです。
このような点から、大相撲の地方巡業に関して見直しを求める声が上がっています。